ムナオビオウギビタキのまなざし

先々週は、夏休みでマレーシアにおりました＾＾　
鳥撮りカメラは大きいので、ポケットサイズの小さなコンデジを持っていきました。
うーん、こんなにたくさんの鳥と出会えるのなら、いつものカメラを持って来れば良かったです。
昨日のイエガラスは、空港で撮りました。
町でも、どこでも見かけます。
マレーシアは熱帯の国で暑いのてすが、羽もモフモフして、良く羽繕いされて綺麗でした。
もう少し、イエガラスについて説明したしましょう。
日本のカラスのイメージからすると、かなり小さいです。
ハトより一回り大きいくらい。
体が小さい分、すずめのように機敏です。
日本のハシブトカラスは体が大きく、細かい動きは苦手です。
地上を移動するときも、ドテッ、ドテッと大まかで、飛び上がるときは気合を入れてジャンプして力いっぱい羽ばたきます。
本人もそれを良く知っているので、地面に降りるかどうか、わざわざ降りる価値があるのかどうか、よくよく考えて、すぐには行動に移しませんね＾＾　
そこへ行くとイエガラスは身軽で、何か美味しそうなものがある！　でさっと降りてきて、なんだ食べられないや！　でさっと戻ります。
好奇心も強いようで、見かけないものを見つけると、降りてきて足で調べます。
空港で撮った写真も、私の近くに飛んで来て、カメラを向けると警戒もせずにこちらを覗き込むのでした。
そのうち羽繕いをはじめて、その様子もまるで公園のすずめのようで、すっかりイエガラスのファンになりました＾＾　
もともとカラスは大好きです！　

さて、そろそろ今日の鳥に参りましょう！　
名前は、Malaysian pied fantail、和名は、ムナオビオウギビタキといいます。
piedはよく分かりませんが、fantailは画像の通り、扇状の尾羽のことなのでしょう。
和名は、胸の白い羽の帯に注目したものなのでしょうね。
生息地は東南アジアですが、わざわざマレーシアが冠についているので、マレーシアに多いのかもしれません。
大きさは、ヒヨドリくらい。
ただ、尻尾が長いので、体だけの大きさならハクセキレイくらいです。





撮影したのは食堂の駐車場です。
そんな車も人もいるところに降りてきてウロウロ｡
何かおこぼれを狙っているのかもしれません｡
撮影していると、ずっとこちらを見てカメラ目線ですｗ　　
逃げもしません。
マレーシアの鳥は、あまり人間を怖がりません。
こちらの方は大らかで、鳥をいじめることもないのでしょう。
あまり近付けば逃げてしまいますが、用心はしても怖がらないのですね＾＾　







大きくてつぶらな瞳ですね！　
すずめに見慣れていると、かなり大きく感じます。
真っ黒で真正面から見据えられて、たとえはおかしいかもしれませんが、確かこんな表情の蜘蛛がいたような＾＾　
嘴の根元に一列に生えたヒゲ？　
すずめにもありますが、なんの役目なのでしょう。
前から見ると、立派な八の字髭です！